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【宮崎執筆】ITリテラシーの大きな誤解

ITリテラシーは誤解されている ITリテラシーという言葉は誰でも聞いたことがあるだろう。 そして、このサイトをみている多くの方が 少なからずITリテラシーが高いと自負しているのではないだろうか。 正直なところIT企業と呼ばれている会社で勤めていたり、 大学時代の専攻が情報科学だったという人を除けば ITリテラシーが充分な人などほとんどいない。 それは専門的な知識があるかないかではない。 圧倒的に足りていないスキルがあるからだ。 ITリテラシーには大きく二つの観点がある。 1つは「ユーザ視点のITリテラシー」だ。 これは、ITが生活を支える現代では誰しもが理解している内容であり、 多くの方がこれをITリテラシーの全てだと勘違いしている。 「スマホやPCなどのハードウェアを適切に利用できる」 「迷惑メールなどに対するセキュリティ意識がある」 こういった観点はとても大切だが、今後の世の中では当たり前の知識であるため これをITリテラシーの全てだと勘違いしてはいけない。 次の観点を説明する前に一つ問いに答えてほしい。 「どうやってスマホやパソコンは動くのか?」 「なぜ迷惑メールは押すだけで、ユーザに不利益を与えることができるのか?」 もし答えることが出来なかったのだとしたら ぜひこの記事を読み進め、2つ目の観点を知っていただきたい。 その2つ目の観点とは「ITを活用する力」である 文部科学省が2020年から開始するプログラミング教育の中にもこの 「ITを活用する力」は必須のスキルと定義され、教育課程の評価観点に取り込まれている このITを活用する力とは、 「ITを支える技術そのものの仕組み」を理解しているかどうかである。 * スマホのボタンを押したら、よくわからないけどインターネットがみれる * インターネット工事を頼んだらよくわからないけど、wifiが使えるようになった この「よくわからない」=「ブラックボックス」を理解している人こそがITリテラシーのある人間だ。 そしてこのブラックボックスを理解して初めて、ITを活用することができる。 もし読者が1つ目の「ユーザ視点のITリテラシー」しか持ち合わせていないのだとすると ITを活用した新しいアイデアを考えることも、真似することも、追いつくことすらもできず、 「誰かがスマホのアプリにしてくれる」のを待つだけだ。 そして、当たり前のIT技術が進歩するたびにお金を払い、その享受を恵んでもらうといった人生だろう。 それが正しい価格設定なのか、良いものなのかも知らずに。 逆に「ITを活用する力」を身につけていれば、どんな新しい技術の進歩にもついてくことができ、 自ら新しいサービスを生み出すようなことがなくとも、 ITサービスに対して正しい知見で価値を判断することができるだろう。 あと10年もしないうちに 「ITを活用する力」を義務教育で身につけた世代が社会に出る。 そしてその頃にはIT技術を取り入れていない企業などほぼ0だろう。 営業職だから、事務職だから知らなくていい時代は終わる。 なぜならこれからの新入社員、つまり未来のあなたの部下は ITリテラシーのある営業マン・事務職として社会に出てくるのだから。 もし、いますぐにでも日常にある「IT技術のブラックボックス」を勉強する必要があると感じてもらえたのなら 別の機会で「ITを活用する力」の勉強方法について、ブログを書くつもりなのでぜひその記事を読んでほしい。 まとめるとこのブログを読んで、「自分のITリテラシーは不十分だと」と読者に理解していただけたのなら幸いだ。

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